HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「川淵キャプテンにゴルフを習う」

ゴルファーの理想ではないだろうか?仕事で世界を変えただけでなく、80歳になってもゴルフを続けておられ、しかもエージシュートまで達成されているとは。

先日、あるところで川淵三郎キャプテンのお話を聞かせていただいた。聴衆はたぶんJリーグの話しを期待していた。しかし、話しの半分はプロバスケットボールの話しだった。ある方から、「ちょっと前までだいぶお年をめした感じがしていた。最近、バスケットボール協会の会長に就任してからめっきり元気になられた。根っからの仕事好きの人なんだね」と聞いた。

自分があまりに下手すぎるので、ゴルフの本やDVDは混乱するばかりだと気づいた。実地の練習、レッスンを重視している。本書はかなりわかりやすく書いてあるので、ついつい練習をしたくなる。それでも、本書だけではエージシュートの理想までは至れない。川淵三郎氏という類い希なアスリートであり、スポーツマネジメントの大家だからこそ、できるわざなのだ。それでも、読んでいて人生の生き方を学んだように感じる。こういう風に年を取りたいものだ。