バスで黒部ダムを見学に行った。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2013/03/20
- メディア: DVD
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「黒部の太陽」をDVDで見れるのは、数年前にようやく解禁されたから。
現在、版権は石原プロモーションが所有している。生前の石原裕次郎自身が「こういった作品は映画館の大迫力の画面・音声で見て欲しい」と言い残したという理由から、長年ビデオソフト化されていなかった。
(中略)
石原プロモーション創立50周年を迎える2013年3月には、ポニーキャニオンよりBlu-ray(特別版:PCXP50128、通常版:PCXP50129)とDVD(特別版:PCBP-52939、通常版:PCBP-52940)が発売された。
黒部の太陽 - Wikipedia
この世紀の難工事の背景を知って、その上で黒部ダムを見れて本当によかった。半世紀が過ぎようとしているのに、いまだに貯水量日本一のダムとして君臨しているという。男たちの熱い情熱がこの偉業を成し遂げたのだと実感した。
トローリーバスから見た「破砕帯」地点。トンネルの中なので光量が足りなかった。
――破砕帯とは?
Insight/Close up エナジー 2007.06.15
岩盤の中で岩が細かく砕け、その隙間に地下水を大量に含んだ軟弱な地層のことだ。だから掘っても掘っても天井から崩れ、前へ進めない状態。地下水は4℃と冷たく、それが毎秒660リットルもの勢いで降ってくる。毎秒660リットルというのは、水道の蛇口をほんの一瞬ひねるだけでパッと浴槽がいっぱいになるような量。まるで凍えそうに冷たい滝の中に入って仕事をするような凄まじい状況で、手がつけられない。破砕帯に遭遇したあと、上空からヘリコプターで地層を調べたところ、なんと破砕帯は80mもあったことがわかった。
季節もよく観光客で賑わう平和な黒部ダム。季節もよく本当に美しかった。
往路で「黒部の太陽」を見て、復路で「ホワイトアウト」を見てきた。
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2004/05/28
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原作では奥只見をモデルにしているが、映画では黒部を使ったロケをしたという。ついさっき通って、見たダムやトンネルが映画で出てくるというのは、なかなか迫力だった。