HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

思い上がり

PTAの用事で小学校時代の恩師にお会いした。自分の子どもたちがまたお世話になっている。地元ならではだが、すごいことだ。

お話しをしていて少し違和感を感じた。学校を出てから、この違和感は何なんだろうと自問した。

それは、きっと恩師は私を小学校時代の私として見てくださっているのに、私自身は自分が十分に成長したと思い上がっていることから来ているのだと気づいた。

最近、同級生と会うことが多いのだが、彼らと会うとその時点で学生時代であったり、修行時代であったその当時に一瞬で戻る。恩師の目からはその小学生だった時から変わらない私の本質が見えてしまうのだろう。変わらない部分を隠していられると思い上がっていた。