HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「好きなこと、得意なこと、稼げること、世界が必要としていること」

id:fromdusktildawn さんのツイートが胸にささった。

「『好きなこと、得意なこと、稼げること、世界が必要としていること』の4つが重なる部分が『生きがい』です」ってのは建前なんだよ。ほとんどの人の本音は「『好きなこと、稼げること』の2つが重なる部分を見つけることに必死で、それすら見つけられずに、やりたくないことやって生活費を稼いでる」

https://twitter.com/fromdusktildawn/status/930042184476147718

自分で自分に自問してみた。それでも、「建前」ではなく私の現在はこの4つが重なった地点で仕事をさせてもらっているなと自覚した。

稼げることは確かに必須です。十分に稼げなかった三十代はほとんど精神的に参っていました。それでも、ウェブをいじったり、色々考えることは好きでした。時代が降りいまはありがたいことに、見事にその四つが重なっています。人生の時期にも寄るのかなと。

https://twitter.com/hidekih/status/930326941667704832

自分の仕事で辛い思いをしないということではない。人から、「働きすぎだろう」、「もっと人に任せろ」と言われる。この1年余りはそうした忠告に従い月に1、2度は完全オフの休日を持てるようになったというレベル。多少の転職はあっても、30代のころからやっていることはあまり変わっていないが、あの頃は「やりたくないことやって生活費を稼いでる」状態だった。本当にブレイクダウンぎりぎりだった。それでも、同じことを続けながらも、自分の仕事にやりがいと使命を見つけてから変わった。仕事が好きになった、いま働いてる場所がふるさとだと、大好きだと思えるようになった。自然に身体が動いてしまうほど、仕事が得意になった。結果として、以前よりもかなり大きな仕事に取り組むことができ、稼げるようになった。「世界から」必要とされているかはわからないが、少なくとも私の周りからは必要とされていることが実感できる。

d.hatena.ne.jp

自分が恵まれていると、それが当たり前になってしまうことを戒めなくてはならないとこのエントリーを拝見して反省させられた。いつまでこの幸運な境遇が続くかわからないが、これを「福」と捉え、仕事と人生をかけて「惜福、分服、植福」していきたい。