ふと、目に入ってしまった。色紙に書いた俳句。いや、季語がないから川柳なのか。
毛糸編み
来世も
夫にかく編まん
私の父と母の夫婦仲はとてもよかった、いや、いま現在もよい。いろいろ思い出があるが、オミット。
私も当然幸せな夫婦生活ができるものだと、思い上がってた20代。努力は報われないと気づいた30代。穏やかな結婚生活を希求していた40代前半。衝撃が走った40代半ば。40代後半が「いまここ」。夫婦とはつくづく難しい。
■追記
俳句でいいらしい。毛糸玉は季語なのだそうだ。
作者は山口誓子の妻の山口波津女。