旅先でたまたま読んだ。
中島梓いわく、
- 男はキザであるべし。
- 男は戦うべし。
- だから、男はよいものだ。*1

- 作者: 中島梓
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 1980/10
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んわっ、びっくり!中島先生、そんなことやっている場合じゃないでしょ!
あ、これこれ、この表紙。この表紙が好き。
*1:どうも中島先生にとって、男はキザじゃないと価値がないらしい。缶ピースをどんと置き、100円ライターで火をつける。いつも黒いセーターしか着ない。あるいは、ハワイまでピストルを打ちにいく。そういうにおいのするような男らしさを少しだけ意識するのが中島先生にとってのキザなのだそうだ。そして、その延長線上に戦う男がいる。どうも男は戦ってなんぼ、なにかのために死んでなんぼの価値らしい。そうそう、男が戦いに命をかけるのは女が戦う男が好きだからなのだろう。それくらい、命をかけてキザをきめてくれる男がそばにいるのが、どうにもこうにも女は大切なのだと。だから、「うらんでないのよ、別れても。男はいいものだわ。」と。