HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

街の鮨屋は社交場

友人が遠くから来てくれた。ひさびさに会って楽しかった。そのあと、途中で合流したパートナーと街の鮨屋に行った。すでにカウンターには、お話を一度じっくりしてみたいと思っていた知人が座っていた。一晩で、二度楽しい、いや、三度楽しかった。

最近、公私がまことに混同しているというか、どこへいっても知り合いに会う。昼にファミレスに行っても、一人で夕食を街のレストランに行っても、どこまでが公でどこからが私なのか区別はつかない状態だ。楽しい食事は人を幸せにする。おいしいお酒は人の舌を滑らかにする。うちとけ、お互いの親交が深まるのを感じる。

鮨屋について池波正太郎が書いていたなと思い出した。

男の作法 (新潮文庫)

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