HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

科学、工学という物語

構造工学がストーリーに見えてきた。力学を理解することはまず大前提。レバレッジの原理の延長ではある。単純バリや、トラスなんてのは、数学の図形だね、ありゃ。力とは、荷重×加速度なので、荷重がわからないといけない。力の基本と荷重が分かると、各部材に働く力がわかる。力がわかるとモーメントや軸力がわかる。モーメントや軸力がわかると、部材の断面算定がわかり、部材設計ができる。部材設計ができれば、部材同士の力の伝わり方、お互いにお互いの力をかけあうことで構造が保てることが理解できる。一次設計、二次設計、終局耐力なんかもこの考え方もこの延長線上にある。力学的に解く解法って結構パターンはいっしょ。建物のどこに、どれくらいの力がかかるのかのバランスもそう考えると理解できる。

なるほどぉ!って感じだ。