HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

箱を中からみるとハラスメントに見える

昨日は興奮してぶしつけなエントリーをあげた。続けて感想を書くのはちと違う気がして、新たにエントリーを起こす。

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

  • 作者: アービンジャーインスティチュート,金森重樹,冨永星
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2006/10/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ちょうど先日読んだ安冨歩先生*1の本と表裏の関係ではないだろうか?

ハラスメントは連鎖する 「しつけ」「教育」という呪縛 (光文社新書)

ハラスメントは連鎖する 「しつけ」「教育」という呪縛 (光文社新書)

経済学者らしい論理の積み重ねでハラスメントの本質に肉薄された安冨先生のご努力と体験にあらためて感心する。しかし、具体的な「出口」を示すという意味では「箱」と合わせて読まれるべきではないだろうか?

そうそう、そのものではないだろうが「箱」に出てくるような親子関係を見直すキャンプを先日テレビで見た。なかなか感動的に見えた。人は父祖のそのまたずっと父祖がそうしたように、原野をさまようことで自分自身をみなおすエネルギーを得るのだろうか?

*1:数多くの箇所で安冨歩のお名前を「安富」と間違えて書いていました。お詫びいたします。訂正しました。