HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

人生の特異な場面というのはある

昨日、「ゲドを読む。」の中の河合隼雄先生の文章を読んだ。ゲドの中のあるシーンがそのまんまついこのあいだ経験したことなのだと知った。言われてみれば、良く覚えている印象的なシーンだし、小学生のころから何度読んだかわからないくらい読んでいるはずなのに、その現実の場面においてゲドとはかけ離れた行動しかできなかった自分がいた。

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やはり河合隼雄先生は私を変えたといっていい。何度も変えた。