要はモノポリーに負けた腹いせに、モノポリーについて書きたい。
- 出版社/メーカー: タカラトミー
- 発売日: 2014/03/01
- メディア: おもちゃ&ホビー
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ボードゲームのモノポリーの世界はあきらかにインフレーションを前提としている。一周するたびに「銀行」からお金がもらえるなんてない。現実世界では、時間の経過に従って、家賃だの、光熱費だの、教育費だのと経費が掛かっていくだけ。
モノポリーの世界において、「土地」が有限だということ、「家を建てる」投資が幾何級数的にリターンを増やすということも重要な前提となっている。投資の額に応じてリターンは増えるが、そんなに利回りはあがるだろうか?「モノポリー」(独占)という名の通り、独占すれば利益が幾何級数的にあがるというのは、19世紀的な経済のような気がする。
また、人が集まるところと(マス)タイミングは偏りがある。「刑務所」から「フリーパーキング」が「チャンスカード」などの影響でプレーヤーが止まり易いように思う。まあ、これも現実世界とある程度類似性があるように想う。
モノポリーに勝つための一番の秘訣は「デベロッパーにならず、土地転がしに徹する」ことです。
モノポリー 必勝法 - Google 検索
過激な表現をとっているけど、要は手元の現金をきちんと確保しておけ、と。中盤戦から次第手元の現金がなくて物件を売らざるを得なくなる人が続出するのは事実。現実世界でも、キャッシュフロー経営、資金管理は必須。倒産とは赤字だから倒産するのではなく、お金がないと倒産するという事実は腹に落としておくべき。
レッスン26 ゲーム中盤の戦略・現金を守れ!
http://book.diamond.co.jp/_itemcontents/0201_biz/73277-9.html
● ゲームの序盤・中盤・終盤、それぞれには始まりと終わりがある
● 中盤戦で、環境が大きく変化する。まずはそのことを認識する
● 変化にいち早く気づき、変化に合わせて戦略を立て直すプレーヤーが勝つ
● あと現金がどの程度必要か、計算して予測する
● 不完全な情報「経験から生まれた法則」を最大限活用する
● 終盤の戦術のためにも、他のプレーヤーと取引関係を作っておこう
あー、やっぱりここに出てくるわけだ。
最も破壊力あるダークブルーを経営されたりして
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日本モノポリー協会理事長の糸井さんがおっしゃるくらいだし、何回かやっていてやはり「ダークブルー」、つまり「パークプレイス」と「ボードウォーク」を押さえたやつが勝っているのを見ている。なるほど。
それでは、wikipediaさまに聞いてみよう。
オレンジ
最強のカラーグループ。刑務所から6,8,9マス目という絶好の位置にあり、止まる確率は全カラーグループ中トップを誇る。
なるほど、なるほど。
一発でトップを引っくり返すという点では、ダークブルーは非常に有利といえる。
多分、かなり実力が伯仲していて現金管理など当たり前というレベルでは、一回のさいころの目でどれくらい相手にダメージを与えることができるかどうかにかかってくるのだろう。この意味で全日本クラスでは「ダークブルー最強」ということになるわけだ。現実世界では、インフラの要である電力を独占(モノポリー)するとか、銀座にビルを建てるのが収益が高いということに対応する。