フォースを統治の力と考えると、つじつまがあうなと想いながら見た。
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なんだかんだといって、いくらフォースが強くとも戦闘技術としてだけでは戦艦はおろか、Xウィングにすらかなわないだろう。レーザー兵器を停めるシーンがあるが、それでも限界はあるように想われる。あれだけ科学技術が進んでいる世界で、たかだか一人二人しか使いこなすことができないフォースは、決定的な戦闘技術たりえない。なによりも不安定さが常にあるように想われる。
物語として、エピソードⅠからⅢまではジェダイ・ナイトがあれだけ多数出てくるのに対し、ⅢからⅣまでの間に20年近く時間があったにも関わらず誰も育成出来ていないことにも矛盾を感じる。ダース・ヴェーダーになるアナキンが、評議員メンバーから幼い訓練中のパドワンまで全員を皆殺しにしたから血縁に寄る部分の多いファースの使い手が「双子」だけになったしまったというのか?それなら、「フォースの覚醒」でルークが新たにジェダイ・ナイトを育成する学校を作ったという話しと矛盾する。ジェダイは育成できるのか、血筋だけなのかは、大きな疑問。
いずれにせよ、単なる戦闘技術としては、不安定すぎ、巨大な戦闘力のマシーンが多数存在する世界では弱すぎる。ではなぜ皇帝はルークを欲したか?予知能力や、他人の心を操る能力というのは、本来統治に必要な力だと考えられないだろうか?
2 フォースの主な能力
フォース (スター・ウォーズ) - Wikipedia
2.1 予知
2.2 認識能力の拡大
2.3 直接触れることなく対象を動かす
2.4 身体能力の強化
2.5 他者の心を読み取る
2.6 他者の心を操る
2.7 自身の考えを相手に送る
2.8 癒し
2.9 霊体化
統治においても、王道と覇道がある。これをライトサイドとダークサイドと捉えると、わかりやすいかもしれない。どうしても政治は、ソフトパワー、暴力にその力の根源をおいてしまいがちだ。この誘惑をダークサイドの力と考えると、ヴェーダーなどが「ダークサイドの力の方が強力だ」というのもわかる。ライトサイド側が道徳的な価値と一体化していることもまた「王道」の必須条件である。こう考えると、ⅠからⅢの政治から距離を置きながらも、銀河の統合と平和に力を発揮するジェダイ・オーダーの役割は理解できるかもしれない。