うまく書けないでいるのだが、結局リアルがますますネットに乗っかっていく中で問題になるのは、評判のシステムではないだろうか?ということが気になっている。ということで、事例研究!たまたま最初に出てきたのが、医療サービス関係なので、この辺を掘り下げてみたい。
あんあり、評判自体は書いてないみたい。医療関係の人材サービス会社が運営している。会社がやることには限界があるのか?
おっと、いきなりお医者さん自身による口コミサイトのまとめページ発見。あ、でも2002年ってあまりに古いなぁ。
これはすごいかもしれない。専門の会社が運営してる。患者側、病院側から公平に運営ているように見える。投稿者登録を試しにしてみたが、きちんとメール認証を求められた。システム的に非常にしっかりしている感じがする。
病院の通信簿は
404 Not Found
患者と医者の「良いコミュニケーション」の場を提供することで
1.日本の医療の質を高めること
2.賢い医療消費者を、育成・支援すること
3.患者が主役の良い医療を推進する病院と医師を応援することを目指します。
言わずと知れた(?)オリコンの新しいサービスらしい。うーん。
かなり格式の高い、ISO9000シリーズを思い出させるような評価体系を持っているらしい。「基本財産」を出している団体を見て納得。
基本財産は、次の団体等から出捐されています。
404 error
・ 厚生労働省 ・ 日本医師会 ・ 日本病院会
・ 全国自治体病院協議会 ・ 全日本病院協会 ・ 日本医療法人協会
・ 日本精神科病院協会 ・ 日本歯科医師会 ・ 日本看護協会
・ 日本薬剤師会 ・ 日本病院薬剤師会 ・ 健康保険組合連合会
・ 国民健康保険中央会
かなりの数の病院が登録をしているらしい。
認定病院数 2333
病院機能評価結果の情報提供-JCQHC-
全病院数 9014
SNSによる関係者からの評価?なのだろうか?もしかすると今後の有望分野かなぁ?あ、いや、たぶん機能していないみたい。
たぶん、相当関心がもたれているエリアには違いない。かなりの検索結果が出てきた。
医療 口コミ の検索結果 約 1,300,000 件
なんかもう羅列するだけで力が尽きてしまった。広い口コミのサイトもあるようだ。
ま、広い意味で言えば2chなんてのも口コミサイトだし、アフィリエイトの諸サービス、あるいは「クロ現」ではないがブログも口コミの機能が注目されているわけだ。ことさら考えずともすでに一般化しているということか。あ、そうそう読んでない本を発見。読んでみよっと。

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読了。
お三方の対談がやはり面白かった。ブログ的な情報発信だけでなく、医療口コミサイトのようなワンライナーというか一言コメントの価値が高まるかもしれないと予想されていることに共感する。
結局企業が売るのは消費者の期待なのだと、だからこそ金を掘ろうとした連中が大損をくらうなか、掘る道具を売ったやつらが生き残るわけだ。
これから先口コミをいかに人に見えるようにするシステムを作ったものが力を持つ様に思える。
ブログはまとまった情報の量のコミュニケーションの新たな可能性を示した。上原さんが指摘して下さっているようにネットが森羅万象になるなかでは今後時計の振り子は逆に触れるのではないか?
ネット上の商売を、システム化、プラットフォーム化していくという意味では金森さんは素敵だ。そして、具体的だ。

インターネットを使って自宅で1億円稼いだ! 超・マーケティング
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なんつうか生意気きわまりない意見なのだが、事業として継続していくためには、口コミという非線形な動きをするものだけに頼ることはできない。プロとして、商売で生きていくためにはより確実な手法がどうしても必要だ。
■追記
ひどく共感させていただいた。
以前、桃知さんから、おしえてもって、読んだ「安心社会から信頼社会へ」という本では、内輪だけに通用する「安心社会」から、内輪びいきによる「安心」から、アカの他人でも、信頼しようという「信頼社会」にしていこう、と書いている。
日々読み書き(時々・・) part Ⅱ 信頼社会
ということは、お会いしているのだろうか?
よろしくお願いいたします!