某方から教えていただいた。
ソニーの家庭用ゲーム機「Playstation3(PS3)」8台をクラスター化することで小規模のスーパーコンピューターと同等の性能を持たせることに成功したことを発表した。
(中略)
「今のところクラスターコンピューターの世界でトップ500の頂点を飾るのは13万個のプロセッサーを使ったローレンス・リバモア研究所のBlueGene/Lとなる。ノースカロライナ州立大学のPS3を使ったクラスターコンピューターはトップ500 にも入ることはできないだろうが、理論上は、1万台のPS3をクラスター化すれば最高速のクラスターコンピューターを作ることができる」
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200703102032
片一方でCELLをつんだマシンはPS3だけじゃないから、100万とか1000万台とかでるはずだ。
「CELL市場」という名の巨大コンピュータの出来上がりである。
http://d.hatena.ne.jp/ch1248/20061216/p1
納得納得!
んで、将来はイーガンが言うように改めて計算能力を売る時代となるわけだ。家庭においたPS3で計算能力を売ればアフィリエイトより高く売れるようになるかもしれない。PS3だけじゃなくて、ありとあらゆる家電に組み込まれたCELLが協調的に「地球シミュレーター」を構成する日が来るかもしれない。ちなみに「順列都市」の中でも最大の計算能力を必要とする需要は人とその環境のシミュレーションだった。
- 作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1999/10
- メディア: 文庫
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Tさんありがとうございます。勉強になりました。