潮目が変わるのを感じる。
それにしても随分前に藤巻さんの本を入手していたのに、なぜ自分の仕事においてインフレ対策に充分でなかったのだろう。

- 作者: 藤巻健史
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/03/24
- メディア: 単行本
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頭のいい人って、難しいことを言ったり、書いたりできる人でなく、単純なことを単純なままに理解してそれをばかみたいに行動する人なのだと、身体で感じる。そういう人こそが次代を予測するのだ、というより次の時代を創り上げてしまうのだろう。
自分の仕事の上で、原材料が次第次第に上がっているし、理屈でなく人手も減っているのを感じる。「人口減少」、「団塊の世代の定年」、「石油高」とか言葉では理解できているつもりだったのに、ひとつも身体が動いていなかったわけだ。
難しいことが理解できる人、書ける人って結局、資料が文書になっていないとできない人が多いのではないだろうか?いや、あるいは私だけがそうなのかもしれない。次の波を作る人って、きっとハーヴァード・ビジネス・スクールのケース・スタディーに収められる前に現実に起こっている商売の形を肌で感じて、行動してしまう人なのだろう。
私のような凡人にできるのは、ものごとを後づけで理解したり、「俺は所詮だめなやつなんだ」とルサンチマンに浸ることだけなのかもしれない。
いずれにせよ、私は私だ。それ以上でも、それ以下でもない。
Just Do It!
■蛇足
頭がよくない例として、あえてリンクを置く。