HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

景気と技術革新

お金のぶれが景況感わ作り、経済をつきるのは、技術革新が安定しているから。

あはは、携帯からの投稿だと誤字だらけだね。

いいたかったのは、昨日たまたまテレビを見ていたら、砂漠の真ん中に高層レジデンスがにゅきにゅき建っていたり、世界最大の屋内スキー場ができていたりするのは、みんなオイルマネーの力だというのをやっていたこと。考えてみれば、最先端の建築技術とか、インフラ技術とかいっても、もう完全にパッケージ化されていて世界のどこへでもインストールすることが可能なわけだ。この前提として、生活・産業環境を作ることをひとつのパッケージと考えれば、ある意味技術的には既に煮詰まっているので、お金さえあれば何でもできる、になるわけだ。

しかし、もしこれが技術革新が非常に早いスピードで動いている分野だと、多分こうはいかないだろう。お金があればなんでもできるわけでもない。技術革新に必要なのは、時間と才能と高度にシステム化されたインフラだと思う。この意味で、日本の生きる道というのはお金の道ではなく、技術の道なのではないだろうか?あまりにナイーブな議論ではあると自分でも思うが、お金の「ぶれ」に左右されない体質を作るためにはこうした基本的なことへ目を向けることが必要だと信じる。資本主義の論理だけで「作られた」景気では、循環の中でカオスに陥ってしまうのだろう。