HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「枝」シミュレーション

一定の範囲内の個体の数とは、シグナルか、効用か?

分裂するときのシグモイド曲線はなにを意味するのか?生成と死滅のバランスなのか?遺伝子の変異のような分化のモーメント的な力はここにはない。表現されたあるニッチにノードが存在しているかどうかの状態しかない。

祖先の種から分裂、死滅しながら、子孫種の数がZipf、あるいはべき分布するのはなぜか?生成と死滅の結果は必ずべき分布すると結論づけるのは早急にすぎるのではないか?Burlandoの論文を読む必要がある。そもそも分化、そして結果としての種内の数(属?)は事実としてべき分布する。すして、このモデル、シミュレーションでもする。従って2つの現象の共通点は生成と死滅であるので、ここが原理なのだといってしまっていいのか?

まあ、系統樹というくらいフラクタルな感じはある。では、もっと広くフラクタルべき分布の共通点を生成と死滅にもとめてよいのか?多くの人が指摘しているように樹木、ウェブ、系統樹、岩石の破壊の結果の分布、企業のサイズの分布、などは人間の目からみて近しいように感じられる。たが、なぜか?