HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

お勉強の効用

やっぱり、一生懸命勉強したことはなんでも役に立つと改めてしみじみ感じている。50を過ぎて、新たなことを学習する能力が落ちただけかもしれない。なにを見ても、何を聞いても、「ああ、あの時勉強したな、あの教科書に載っていたな」と思われてならない。

ツイットしたこのエントリーのこの記述はまんま魯迅の作品の中。

例えば、中国で少額のお金を盗むのはもちろん社会通念として悪いことであるし、違法行為だが、それを刑法の論理では「犯罪」とは見なさない。一定以上のお金を盗んで初めて「犯罪」になる。

「法律違反だが犯罪ではない」が成立する中国:日経ビジネスオンライン

「あの豆腐西施は家うちで荷造りを始めてから毎日きっとやって来るんだよ。きのうは灰溜の中から皿小鉢を十幾枚も拾い出し、論判ろっぱんの挙句、これはきっと閏土が埋うずめておいたに違いない、彼は灰を運ぶ時一緒に持帰る積りだろうなどと言って、この事を非常に手柄にして『犬ぢらし』を掴んでまるで飛ぶように馳け出して行ったが、あの纏足の足でよくまああんなに早く歩けたものだね」

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英語の歴史の話しも、教科書の中の話しが思い出されてならなかった。

中学の英語の教科書に英国の老婦人がハムレットを見て劇場にクレームをしたという話しが載っていたのを記憶している。たまたまこの夫人は、ハムレットを見ず、読まずのまま年を重ねていたのだと。実際見てみてら、「そこら辺で使われている言い回し、成句ばかりの寄せ集めじゃないですか!ハムレットがこんな凡庸な言葉で書かれていたとは失望しました」と。

「英語の謎」読了 :「やわらかい言語」としての英語 - HPO機密日誌

私は受験勉強においても、後で役に立つ勉強を意識していた。英文ものちのちに論文を読むために長文読解に力点をおいた。小論文も高2のときから進研ゼミの赤ペン先生に指導を受けていた。文系の数学なので大したことはないが、のちのち技術系の資格を取るのに役立った。小中校の勉強というのも、ちゃんと取り組んでさえいればきちんと大人になってから役立つものだと。

それが、人と話していると案外みんな学生時代の勉強を覚えていない。不思議でならない。