アジアの女性の性とお金の問題が論じられていた。少し前に書いていたが、もうちょっと書きたい。
私は性の問題からお金が生まれたと信じている。
この愛という狂気を自分達の群れの中で飼い慣らすには、儀礼を産み出すしかなかった。男が女が対で所有され合う関係を群れの中で認める行為が結婚となり、家族の単位の形成へと進んだ。男が女を、女が男を所有し、家族で暮らすにいたり、相手への愛を外物に投与することによりさまざまな「所有物」の概念が生まれたのではないだろうか？
愛と嫉妬が、信頼、所有、法を産んだ - HPO機密日誌
愛という純粋贈与の擬制を狂気に向かわせないためには、お金しかないのだと桃地さんから教えていただいように思う。人生も半世紀をすぎると更にそこに経験則が私に教えてくれた。女性の愛という狂気を諌めるのは、お金しかないのだと。
まあ、それにしてもアジアの女子はたくましい。日本のようなお花畑、天国のような国で暮らしていると、男女の愛と狂気も飼いならされてしまうのか。そうではないと信じたい。
*1:気がついたら削除されていたので、アーカイブへのリンクを張っておく。
「日本以外のアジア女性の男性のお金への圧力はすごい」という話 - Togetter
