先日、仙台に行った時にあこがれの建物、仙台メディアテークを見学してきた。
https://photos.app.goo.gl/zEQSENrg0ep9IWQZ2
せんだいメディアテークについて | about
建築の特徴
構造システム
構造システム写真 建物全体は、13本の鉄骨独立シャフト(チューブ:主に鋼管トラス構造)と7枚の鉄骨フラットスラブ(ハニカムスラブ:鋼鈑サンドイッチ構造)で構成し、各階異なる平面計画を採用。下部構造(地下1階)に地震エネルギー吸収機構を装備しています。
空調システム
空調システム写真 南側の2重ガラス面(ダブルスキン)と上部の開閉機構で空調コストを軽減。夏期は機構を開放し、内側に上昇気流を起こしてガラス面を冷却。逆に冬季は閉めて、断熱性の高い空気層をつくります。
チューブを通る自然光・設備配管・垂直動線
建築の特徴| せんだいメディアテーク
チューブ内写真 屋上の採光装置が太陽光を反射し、チューブを通して建築内部に取り入れます。またチューブは、ネットワークや空調などの設備配管・配線、エレベーター・階段など垂直動線を通すパイプとして利用しています。
本当にどこを撮っても絵になる建築。日本では珍しい。なおかつ、多くの人を集めている空間。そこにいて快適なので、自然と人が集まってくるのだろう。いくつものイベント、講演会が行われていた。ましてや、こんな空間で本を読んでいる方々がまた!!!感激だった。
設計者の伊東豊雄さんの作品は、構造的な工夫をうまくデザインに取り入れた作品で有名。
新国立劇場では、伊東豊雄さんと隈研吾さんのプロポーザルの一騎打ちであったことは記憶に新しい。
http://www.nikkeibp.co.jp/atcl/sj/15/150245/121500032/?P=3www.nikkeibp.co.jp