ここのところ、心に余裕がないのか読書量が急減している。まあ、それだけ真剣に世間と関わっている証拠と受け止めるか、余裕がないのか。
50の坂の手前に来て、いろいろ考えるところがある。先日、たまたまある方が書いてくださった父の50才から先の安岡正篤先生、陽明学への傾倒を読んだ。50を過ぎてからこそが学ぶべき時期だというメッセージとして受け止めた。父は、きっと諸々の本を読むことで自分の生きる姿勢を常にチェックしていたのだと想う。
いまがまさに人生の節目。これからの後半生をいかに学び、いかに処するか。よくよく坐って方向を出したい。これからはますます読書も量ではなく、質だなと。