HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

物流基地としての成田と羽田クロノゲート

市川、船橋の湾岸沿いで物流拠点が次々に建てられている。地価を底上げするほどの勢いだと聞いた。これまでメーカー、問屋、小売店と流れていた物流が、ダイレクトに生産拠点から消費者ダイレクトないし巨大ショッピングセンターという流れになり、消費地により近い場所で、大量に小分けして「宅配」できる物流基地が必要になっているからだと木言った。

しかるに、成田空港周辺地域、成田空港圏は、東京圏のこうした物流の流れをサポートする物流拠点都市としての諸々の特徴をそなえていると私は主張してきた。ま、こんなブログで主張しても聞いてくれる人もないが・・・。

物流拠点都市成田

圏央道の延伸

http://d.hatena.ne.jp/hihi01/20130615/1371345649

everlasting_narita-P.pdf 直

実際には、大変残念ながらリーマンショック以来、成田の物流の復活はかなり遅れている。羽田の国際物流がほぼ失敗に終わっていると言われているにもかかわらずだ。任天堂ソニーの日本製のゲーム機が世界市場で敗北しつつある現実とリンクしているのかもしれない。知られていないことだが、需要が移り変わりやすいゲーム機の基盤は航空物流のひとつの目玉であった。

圏央道があと1、2年の内に大栄ジャンクションにつながれば、北関東から東北にかけての商流を見込んだ物流拠点として成田を位置づけられる。しかも、千葉県側の圏央道建設が進み、大栄ジャンクションからあと数キロの多古インターができれば成田空港の東側、南側に広大な物流基地用地ができることになる。鹿島港、千葉港の利便性を加えて考えれば、水陸空のスリーウェイの物流拠点となる。大変な可能性がある。

先日、羽田空港に隣接するヤマト運輸の「羽田クロノゲート」の巨大建築物の竣工を見て、なぜ成田でないんだ!と叫び出したくなった。

羽田クロノゲート

羽田クロノゲート | ヤマト運輸

羽田空港の真隣。下の地図の緑の矢印がクロノゲート。将来、海上保安庁の基地が物流棟にでもされたときには、ゲート・トュ・ゲートで数分。


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ヤマトのホームページによると、クロノゲートから羽田空港を使って、沖縄の国際物流拠点に運んで、アジアへ運ぶのだそうだ。あるいは、逆もまた真なのだろう。成田は欧米便への対応だと。うーん。