ミャンマーのヤンゴンに滞在中。勢力的に工業団地を訪問し、マンション開発を見学し、レクチャー、ブリーフィングを受けた。なにせ正確な人口すら分からない、教育も足りない。水も不足はしてるは、鉄分や不純物が多いは。本来イラワジ川の河口の水運都市ヤンゴンにしてこうだ。排水、下水もたりない。電気も水力頼みで足りない。金融機関ではまだ自動車ローンも、住宅ローンもない。そもそも、金利十パーセント以上では借りれる人などいない。ないないづくし。
まあ、手近にあった会田雄次の「アーロン収容所」を読みながら、現代ミャンマーに来ること自体が悲観的に自分を追い込んでいるとも言える。

- 作者: 会田雄次
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あるのは、軍政から開放された、穏やかで微笑みを絶やさない人たちだけ。
それでも、ミャンマーと日本のご縁を結ばなければならない理由はある。それは、当地が中国とインドとの両大国にはさまれているからだ。

- 作者: 関岡英之
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アップしようとしたが、ネットが不調なのでメール投稿とする。日付が飛ぶが仕方がない。この辺もなんともミャンマーの不思議なところだ。