HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

アジアの富裕層はどこから来るのか?

間もなくミャンマーを出国する。

分不相応な旅行を続けさせてもらっている。高級ホテルに泊まり、すばらしいデザインのレストランで、おいしいお料理、珍しい鮭を楽しんでいる。とてもアジア最貧国にいるとは思えない。アジアの貧困層を見ろとみんないう。しかし、見るべきは、あるいは結ぶべくはアジアの富裕層ではないだろうか?ベトナムカンボジアインドネシアシンガポール、そして、今回のミャンマー、タイとこの数年アジア諸国をまわっている。つくづく感じるのは、豪華なホテルを利用し、ベンツのEクラスやその上の名前も知らない高級車を乗り回す富裕層がどこにもいる、確実にいる。

昨日はある政府系機関の方にそうした富裕層はどうやって生計を立てているのか、どうやって資産を形成したのか聞いて見た。答えは、分からないと。何かそれらしい方々に共通しているのかなと思うのは、中華系から土着化している層らしいと。そして、多分軍事政権時代に富をすでに形成していたらしい。

私のごくごく限られた体験からいえば、そうした富裕層は日本人に好意的だ。一方、メインランド・中共には反感もかなりある。ここミャンマーでも、水力発電所を二十だか作って、電力の八割以上を中国本土に送っている連中には反発があると聞いた。中華系の富裕層とは、今晩じっくり話を聞いてくる。