HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

新年のごあいさつ

成田山に雲間から昇る、初日の出。

自戒を込めて自分の事務所の棚の上に飾っておいた自分の失敗の記録を、昨年末大掃除のときに片付けた。忘れるのでなく、放り出すのでもなく、うらみつらみは吐き出してしまうものだという気持ちになれた。師のご指導、仲間のお助けにより、牛歩であり、ほんのひとつ、ふたつであるが解放することができた。ありがたいことだ。

生き残ることに必死であったときは、うらみつらみを自分から引きはがすことができなかった。うらみつらみも吐き出してしまい、「自分」を手から離してしまい、利潤を追い求めなくなったら、生き残りに必死でなくなった。逆に、こころに平安が訪れたように感じる。周囲のみなさまの陰徳の力で生かされている自分を自覚した。ああ、陰徳を積まなければならないとこころに刻んだ。

昇る朝日に、今年はよい年にしようと誓った。自分の家族、仲間、同僚、顧客のみなさま、地域のみなさま、日本の国が平安で、幸せであることをこころから祈った。

今年もよろしくお願いいたします。