HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「真夜中の戦士」

ふとあるシーンが浮かんで頭から離れなくなることがある。数日前から浮かんで離れないのは、なぜか永井豪の「真夜中の戦士」。

愛媛の小さな古本屋・FULL本屋 入荷情報etc... 確かに怖い

もっと衝撃的なシーンもあるのだが、ネタバレになるので。

永井豪SF傑作集 1 (マガジンKC)

永井豪SF傑作集 1 (マガジンKC)

たしか、ここに収録されているはず。

読んだのはもう遥か昔。たかだか、10ページ程度だったと記憶する。それでも、いまでも残るインパクトを持っている。

永井豪は、バイオレンスジャック酒呑童子デビルマンなど、インパクトのあるバイオレンスで衝撃的な作品をたくさん生み出した。

いつのころからか、昔のモチーフの繰り返しになっていたように思う。エログロ、バイオレンスがゆるされない時代になってからだろうか。それとも、やはり若い頃の想像性はいつまでもつづかないものなのか。未読だが短編であった「真夜中の戦士」も中編に仕立て直された。

真夜中の戦士 (KCフェニックス)

真夜中の戦士 (KCフェニックス)