HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

日本の歴史教科書の副読本として指定すべきだ

田中正明さんの「パール判事の日本無罪論」を読了した。タイトルの通り、これは日本の全ての学生に読ませたい本だ。ブログを書き始めて永年疑問に想ってきた日本人の「負け犬意識」は東京裁判に始まるのだと確信した。

パール判事の日本無罪論 (小学館文庫)

パール判事の日本無罪論 (小学館文庫)

さらに本書の副読本として、ジョン・ダワーの「敗北を抱きしめて」を読むとより実証的に、東京裁判と、米国だけでなく連合軍としての占領政策がいかなるものであったかが浮き彫りになる。

敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人

敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人

敗北を抱きしめて 下 増補版―第二次大戦後の日本人

敗北を抱きしめて 下 増補版―第二次大戦後の日本人

ただし、ダワーの視点はどちらかというと東京裁判史観なので、これを批判的に読む必要がある。