眠い。内容はあとで。
- 作者: 関岡英之
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2010/03/16
- メディア: 単行本
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第一章の内容は、主にチベットと戦前から戦中にかけての日本との関わり。現在の日本の外交の在り方を考える上でも示唆するところが大。満州の一部にモンゴル人の領土を含み、モンゴル人はチベット仏教との関係が深い。そして、チベットはインドと中国の間に位置するという悲運から、中国から常に攻められ続けてきた。そして、日本、モンゴル、チベットをつなぐ「回廊」は、旧ソ連と中国を分断しうるインパクトを持っている。
米国に対して日本は、「防共回廊」の始点であると主張すべきであったかもしれない。いや、米国の対日政策もコミンテルンの思惑であったのかもしれないが。
- 作者: 三田村武夫
- 出版社/メーカー: 自由社
- 発売日: 1987/01
- メディア: 単行本
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先を急ぎすぎた。
第一章で語られる西川一三の冒険譚がまさにこの「回廊」の在り方を示している。
西川に先んずる、林銑十郎や、松室孝良などの防共思想の系譜が語られる。「東京裁判」を読んだときに、武藤章に対する田中隆吉の不可思議な発言に首をひねったのだが、その遠因が対蒙古、対イスラム圏に対する工作の失敗にあったと知った。
- 作者: 清瀬一郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2002/07
- メディア: 文庫
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ここのところ通読してきた太平洋戦争前後の人物がつながってきているのを感じる。