気がつけばとうに30才を超えてしまっている。これくらいかっこいい30才の誕生日を迎えたかったな。
4分たてば、僕は30
君への伝言、伝わってるかな
車も買ったし、部屋も借りたし、ヴィデオも買った
今夜に賭ける
午前零時にドアのベルをならすはずの君
タブロイドの一日を小脇に、微笑むだろう
ほんの少しで30 Age、気になるHappy birthday
ワインとマティーニ、どっちを選ぼうかな
二分過ぎたら、僕は30
泡だらけのあご、剃り残さない
花瓶の花はゆりでよかった
君の背中に、花粉をつけよう
午前零時が靴音ひびかせ近づいてくる
ドアの向こうに立ち止まる前に、僕はオオカミ
さあ決断の時、しっかり30 Age、Oh oh oh
ソファーと屋上、どっちで抱きしめようか
君の笑顔が僕の胸にめりこんでいくよ
ムーンライダーズ詩集―ドント・トラスト・オーバー・サーティー (新潮文庫) - はてなキーワード
ほんとの賭はこれからだけど、このままでもいい
ちょうど今から30 Age、ステキなHappy birthday, eh,he
ソファーと屋上、どっちで抱きしめようか
やっぱり、Moonridersの歌詞は「命をかけてる」と鈴木慶一さんが言うように、すてきだ、艶っぽい。20才でこの曲を聞いてから、「僕」と「君」はこのあと果たして結ばれたのかとずっと想像してた。
そして・・・、このエントリーを書くために調べていて知った。
そんな「進行形」の中、メンバー間での話合いの結果としまして、本年末をもってムーンライダーズはバンドとしての活動を無期限で休止する事になりました。
ムーンライダーズ 無期限活動休止のお知らせ
20才、21才とMoonriersしか聴かなかった私としてはとてもショックだ。やっと、ブログで書ける気持ちになったのに。やっとどこかでMoonridersの不良中年の世界に近づけたと思ったのに。