テレビ版「セックス・アンド・ザ・シティ」にはまり原作に手を出した。これは猛毒だ。恋愛ができなくなる。

- 作者: キャンディスブシュネル,Candace Bushnell,古屋美登里
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2000/12/01
- メディア: 文庫
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この小説を4章分読んで学んだこと。ニューヨークにぞろぞろいる、高給取りで、ルックスもよくて、知的でウィットに富む男とつきあった女に手を出してはいけない。
そういう女はすでに最高のレストランもハラショーにいかしたバーも最高級のホテルも経験済みだ。つきあおうと健闘努力しても、半年あとにはすっからかんになった挙げ句に、昔の男と比べられ続けるのに腹を立てて分かれる羽目になる。
なんとももはや。田舎男でよかったとこれほど思ったことはない。
携帯からアップしてからセックス・アンド・ザ・シティはタレブの「まぐれ!」のB面、あ、いや、カップリング曲なのだと気づいた。
いやあ、田舎男でよかったと実感。

- 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ,望月衛
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: 単行本
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大きく稼ぐ男は大きくリスクも負っているものだ。タレブが活写しように投資家はいつかは吹き飛ぶ。投資でも、スタイルでも、流行は廃れる。
だいぶ読み進んだ。もうひとつの教訓。どんなに高収入、好印象、好感度の男とデートしてきたととしても、女はいつかは結婚したい時がくる。早いか、遅いかだけだ。そうなった女を止めるすべを男は持たない。