HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

セックスとニューヨーク

テレビ版「セックス・アンド・ザ・シティ」にはまり原作に手を出した。これは猛毒だ。恋愛ができなくなる。

セックスとニューヨーク (ハヤカワ文庫NF)

セックスとニューヨーク (ハヤカワ文庫NF)

この小説を4章分読んで学んだこと。ニューヨークにぞろぞろいる、高給取りで、ルックスもよくて、知的でウィットに富む男とつきあった女に手を出してはいけない

そういう女はすでに最高のレストランもハラショーにいかしたバーも最高級のホテルも経験済みだ。つきあおうと健闘努力しても、半年あとにはすっからかんになった挙げ句に、昔の男と比べられ続けるのに腹を立てて分かれる羽目になる。

なんとももはや。田舎男でよかったとこれほど思ったことはない。



携帯からアップしてからセックス・アンド・ザ・シティはタレブの「まぐれ!」のB面、あ、いや、カップリング曲なのだと気づいた。

いやあ、田舎男でよかったと実感。

大きく稼ぐ男は大きくリスクも負っているものだ。タレブが活写しように投資家はいつかは吹き飛ぶ。投資でも、スタイルでも、流行は廃れる。



だいぶ読み進んだ。もうひとつの教訓。どんなに高収入、好印象、好感度の男とデートしてきたととしても、女はいつかは結婚したい時がくる。早いか、遅いかだけだ。そうなった女を止めるすべを男は持たない。