男と女はやはりつがいになるようにできてる。
夜の街をほろよい加減で歩いていてそう思った。
その数時間後に大事件で叩き起こされることになろうとは、これっぽちも思わずに...
ま、その大事件の当面の手当はことなきを得たのだが、そこでもやはり男と女って組み合わせは絶妙だなぁと思い知らされた。つーか、日常でない場面でも男は男の役割、女は女の役割ってあるなとつくづくつくづく感じた。いいコンビだよね、みんな。
その後に田舎の恒例にしたがい、新盆周りをした。これまたつくづくつくづくつくづく、日本のこういう習慣がある限り、日本は日本なんだなと実感。思想は常に日本の浅い層をさらっていくが、習慣、行動のレベルって案外思想は変えていない。少なくとも日本においては。そこが大事なんだな。
違ったら誰か教えてほしいんだけど、田舎の街での日常って江戸時代か、室町のころから大して変ってないんじゃないかな?
やっぱり、これを読まなきゃいけないかもだね。
- 作者: 島崎藤村
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2003/07/17
- メディア: 文庫
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もしかして青空文庫とかにもある?
作品名: 夜明け前
図書カード:夜明け前
作品名読み: よあけまえ
副題: 01 第一部上
副題読み: 01 だいいちぶじょう
著者名: 島崎 藤村
やっぱり、ある、あるある。いい世の中だねぇ。
経済終わっても、東京終っても、日本の田舎は田舎のまま。不便なことが常態だし、窮屈なことがレゾンデートルだし、貧しいこともめずらしくない。男がいて、女がいて、子どもがうまれて続いてく。そんなもんかなぁとつくづく感じた23時間であった。