やっぱり読み応えがある。
生きるための経済学―“選択の自由”からの脱却 (NHKブックス)
- 作者: 安冨歩
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2008/03
- メディア: 単行本
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「箱」の話との対比でそもそも考えていたのだが、すでに「自己欺瞞」について安冨歩先生は考えていらしたようだ。
ちょうど先日読んだ安冨歩先生*1の本と表裏の関係ではないだろうか?
箱を中からみるとハラスメントに見える - HPO:機密日誌
まだ読了できていないのだが、「選択」の問題を社会全体で解こうとすると「道」を示す人物、君子を想定しないと解けないと私は思う。ローマ帝国でなぜ共和制の後に帝政が来たかの答えではないだろうか?
いまの民主主義も決して「歴史の終わり」ではない。
それにしても、フリードマンが安冨先生がお嫌いだというのは必然ではあるが驚き。
ようやく読了した。大変貴重な体験であった。いくつか疑問に思って来たことの糸口をいただいた。
「インフレは貨幣的現象」 - HPO:機密日誌
「デカルト的明晰さ」が確かにフリードマンにはある。そこに魅了されるのはまだ浅はかなのか?
■追記
ご同慶のいたりです。
共同体という幻想が破綻した時代の思想家,孔子は現代においてもっと読み直されるべきなのだろう。
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