HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

立って歩くカエル

だれも知らない小さな国―コロボックル物語 1  (講談社青い鳥文庫 18-1)

だれも知らない小さな国―コロボックル物語 1 (講談社青い鳥文庫 18-1)

なんというかなつかしい。このなつかしさを表現できる人がいるというのはすばらいいこと。

昨日から人は常に愛する対象が必要なのだという今更ながらのことが頭から離れない。

人は愛したいのだ、誰かを、なにかを、思い出を、ガジェットを、役に立たないものたちを、男を、女を。

誰かを愛したいと思っている自分、世間一般の価値でなく自分でこれが好きだ!と思っているものがあることに気づいて、結構愕然としている。

こんなにも殺伐とした世界の中でも、まだ自分が愛する、好きになる力を自分の中に持っているということが不思議だ。

ヒグチユウコさん、ありがとうございます。

あ、あった!

http://www.flickr.com/photos/catfrog/sets/72057594107365382/