「ああ、プロキシマ・ケンタウリ!」と。子供の頃の愛読書、「宇宙の孤児」の実現の可能性を感じた。
- 作者: ロバート・A.ハインライン,矢野徹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1965
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本作品は遠くプロキシマ・ケンタウリまで世代宇宙船で向かう話し。そう、今回「水が液体のまま存在できる惑星」があると発表された恒星系。ハインライン素晴らしい!
バンガード号はハインライン氏の未来史における人類初の恒星間宇宙船で、六十年の歳月を費やして太陽系最近隣の星プロキシマ・ケンタウリへ到達することを目的として建造されました。これは二世代に相当する期間ですから、乗員のほとんどが世代交代を行っているでしょう。このため、バンガード号の操船はできうる限り簡略化され、故障が決して起こらないよう注意深く設計されていました。
宇宙の孤児: Manuke Station : SF Review
内乱により後退した文明で育ったヒュウ・ホイランド、双頭のミュータント・ジョウ=ジム、思い出すだけで胸が躍る。
宇宙に私たち人類しか存在していないのかという恐怖と、今回の発見のように「植民」の可能性への期待と、星空を眺める時に去来する想いがある。