本当に、Amazonビデオは便利。スターウォーズにはまっているので、この前「新たな希望」を見て、ジョージ・ルーカスがお手本にしたという黒澤監督の「隠し砦の三悪人」を見たくなった。Amazon Fireをテレビにつないでいるので、ボタン一つで見れてしまう。
隠し砦の三悪人
太平と又七は全くC3POとR2D2だし、雪姫はレイア姫そのもの。三船敏郎の六郎太はルークというよりも、オビ・ワンだろうか。
脚本が完成する前に俳優の選考がスタートする。この時点で、ルーカスは実際にベン・ケノービ役を三船敏郎にオファーした。だが三船はこれを断る。J・W・リンズラー著“The Making of Star Wars”によると、ルーカスは「もしミフネがOKしていれば、僕は姫(レイア)の役も日本人に変更していただろう」と語ったという。
『スター・ウォーズ』主人公の名は「アキラ」だった! 米メディアが明かす黒澤映画の影響|dメニュー映画×コラミィ(columii)
それにしても、この映画を昭和37年に白黒で撮った黒澤明監督はやはり天才。映像が見えてしまう人だったんだろう。そして、またオーディションで見つからなかった雪姫役を短大生だった上原美佐を抜擢して、演じさせてしまうなど実行力のある方だったに違いない。