子供と見た。家族の思い出の大切さを感じられる映画だった。
「ファインディング・ドリー」悶絶級の可愛さ!! “ベビー・ドリー” 最新予告
ネタバレだが、記憶を維持できないドリーがフラッシュバックする家族の思い出を手がかりに旅を始める。記憶は維持できなくとも、その場でのひらめき、行動力にあふれたドリーは前へ、前へ進んでいく。
室井滋のふきかえが好きだ。室井はディズニー・シーのアトラクションでもいい味を出している。ドリーの生涯を抱えながらも前向きに進んでいく姿勢がよく表現されている。
精神医学的には、ドリーは記憶障害ということになるのだろう。知能が正常で、エピソード記憶がぬけおちてしまう障害というのは極めて希ではないだろうか?
「ファインディング・ニモ」と本作品は、いずれも障害をもっていてもお互い協力しあえば生きていけるという姿を表現している。心がとてもあたたまる。
そうそう、家族の形成という意味では、「幸せのレシピ」もよかった。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2010/04/21
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直接の血縁があっても、なくても「家族」になれるかもしれない可能性をいずれの作品も示してくれた。