夢を見た。
ヨーロッパのどこかの大聖堂の上で吊されていた、家族と共に。私はなにかの学者だった。学者として自分が生涯追求してきたテーマの究極が、吊されている間に啓示されたように感じた。内容はまったく覚えていない。服装から言って現代よりはずいぶん前の時代のようだった。
ルーアン - Wikipedia
その後、車椅子に乗った白い服を着た経済学者があらわれる。ギリシャの哲学者が着るようなローブだった。この経済学者は、雨に打たれたのか服がびっしょりだったので家族と共に世話をし、話しをした。家のベッドでは父がまさに息を引き取る瞬間だった。母が、「いつまで経ってもこの方の服が乾かないの」と私に話したのを覚えている。その時に、「ああ、この方は啓示を祝福に来て下さった天の使いだ。父が亡くなるこの時に啓示を受けられ、祝福を受けられるとはなんと幸福なことか」と気づき叫び出しそうになった。
ライフ イン スウェーデン スイス旅行記 アルプスの少女ハイジの舞台へ
叫びながら目が覚めたとおもった。家人に確かめると、私が目が覚めるずいぶん前に声を出していたらしい。ちなみに、父は一昨年亡くなっている。