HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「バットマン vs スーパーマン」

テンポのいい映画だった。先に見た知人が「見て後悔することはないと想うよ」と言っていたのは本当だった。ただ、日本人の私には音楽とか、アクションとか、夢か妄想かわからないシーンなど、ちょっとオーバーだなと感じざるを得なかった。うっすらと、このレビューの方がおっしゃる「9.11」以後のアメリカの苦悩を描いているのだという感覚はあった。

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それより、なによりガル・ガドットが美しかった!!!

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バットマンとスーパーマンを翻弄する美女の正体とは…!? (画像2/3) | ニュースウォーカー

いくつかの伏線があって、必ずこの映画はシリーズ化されていくように出来ている。今後の「ワ〇〇〇〇〇〇〇」(自主的伏せ字)の活躍が楽しみ。







■以下、ネタバレを含む

最初のメトロポリスの破壊シーンが9.11のメタファー(というよりそのもの)だとすれば、クライマックスのモンスターが放射能を食らってゴジラを想わせるような形態に変化するのはどう読み解いたら良いのだろうか?米国は、原発や、あるいは小型原爆による国内での事故、テロにおびえているということだろうか?インバウンドの観光地ランキングで広島の原爆ドームは常に1位にある。これは都市への核攻撃の可能性を歴史としても、未来としても、米国民は幻視しているということか?それは、岸田秀さんが指摘する強迫症的な症状とも言えるかもしれない。

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