HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「保守の心得」を読み始める

倉山満氏の作品にはまっている。楽しみに読む。

保守の心得 (扶桑社新書)

保守の心得 (扶桑社新書)

ぱらぱらとめくると櫻井よしこ氏を初めとするいわゆる保守論壇(?)を思考停止しているとかなり激しく攻撃されている。経済を軽視しすぎだとも。保守とは論理だけでなく、国への想いも含めて成立する主義主張であるので、私は櫻井氏を全面的に否とはしない。それでも、いつぞや稲田代議士のお話を聞いたときにホリエモンこと、堀江貴文氏を「国の秩序を破壊する、額に汗する人々を否定する」から、懲罰を受けなければならないと主張されていたことを思い出した。

倉山氏の主張は、日本の国の長い伝統、天皇、五箇条のご誓文を是とした上で「憲法でも、経済でも、とにかく国を強くするためなら力強く変革していくべきだ」という論調を含んでいる。よくよくこの論点を考えながら読んでいきたい。