HPO機密日誌

自己をならふといふは、自己をわするるなり。

「『婚外子』相続差別は憲法違反 最高裁大法廷 」?

先日、法律のご専門の方とこの問題の議論をした。いまにはじまった話ではないが、実に「結婚」の意味を失わせる判決だ。これも毎度のパターンのような気もするが違和感があるのは、最高裁で判決がひっくりかえされているところ。

一審の東京、和歌山両家裁は嫡出子側の主張を認め、「規定は合憲」と判断。二審の東京、大阪両高裁も支持していた。

:日本経済新聞

相続の延長に養育の義務がある。非嫡出子規定違憲であるならば、逆に言えば結婚による子でも、婚外の子でも養育の義務、教育の義務があるということなのだろう。ま、あたりまえといえばあたりまえだが。ということは、逆に言えば結婚内でも、外でも、子供を儲けることの倫理的な差別もない家庭を守ることの憲法論的な意味は認められないということか。寂しい限りだ。

唐突だが、こうした不安定な世の中をいかに生ききるかの鍵は家族の絆しかない。家族こそすべての活動の根源であり、人の自信のみなもとだ。私は家族を大切にするという一点において、保守主義こそ政治思想であるべきと主張する。

戦後左翼思想を乗り越えるのは日本の家族 - HPO:機密日誌

この方のご意見はまったくそのとおり!

婚外子の相続に差があるのは憲法違反という最高裁判決らしいけど、夫婦で築いた財産なのに片親が違う婚外子にも平等にってのは納得がいかないな。

https://twitter.com/Ako3_/status/375138104652210176

せいぜいが人口減少にはどめがかかるかもしれないってことかな。特殊出生率が上昇している先進国では、出生における婚外子の比率が三分の一とか、半分に近づくところが多いと聞く。日本人よ、産めよ、増やせよ、やりまくれよ。


■そうだ!

婚外子が相続するなら、その母親を不倫行為で訴えて賠償を取ればいい。