円高とデフレは日本の政策の結果の二面なのだろう。
背景にあるのは年寄り重視の政策だとしか私には思えない。国内の金融資産の8割が65歳以上がもっているという。いや、この統計はたしか5年以上前のものだから、70歳以上が8割というべきかもしれない。これに退職金をもらう団塊の世代を加えれば、65歳以上というときには9割とかすさまじい割合になるだろう。彼らの資産を守るためにデフレと続けざるを得ないのだと。
そして、増税はさらに働き続け、収入を稼ぎ続けなければならない若者世代を直撃するだろう。これだけ年寄りが威張り、自らを守り、若者をしいたげつづけている国はほかにはないのではないだろうか?
ちなみに、これを読み始めた。
- 作者: 古賀茂明
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