アマゾンから届いた「なぜ世界は不況に陥ったか」を読みながら、経済における間違った信号と正しい信号とはなんなのかを考えている。
![なぜ世界は不況に陥ったのか なぜ世界は不況に陥ったのか](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51WEW2oVP3L._SL160_.jpg)
- 作者: 池尾和人,池田信夫
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2009/02/26
- メディア: 単行本
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私にはどうもわからない。*1
ずいぶん以前、友人と赤坂で天ぷらを食べていた。なかなかおいしい天ぷら屋さんだったのだが、私たちの隣の男性二人が「つまりは、ミドルリスク・ミドルリターンの金融商品が日本にはなかったということだ。」とひそひそと話していた。世の中には、「ローリスク・ローリターン」か「ハイリスク・ハイリターン」の二つの区分しかないものだと信じていたので結構びっくりしたものだった。
本書によると住宅ローンを切り分けて金融商品を作っていく時に、ちょうどまんなかの「ミドルリスク・ミドルリターン」の部分が買い手がつかなかったので、そこだけ集めて作ったのがCODだと。そして、そこが今回の大不況の引き金を引いたのだという。
考えてみれば、時期的にも重なるし、あの赤坂の天ぷら屋で話していた方たちは、日本でCODを売ろうと画策されていたのかもしれない。
ま、それもまた遠い遠い昔のこと。最近は、自分自身のこのブログさえさかしらに思えてならない。
■行きたい...
27日から書店に並ぶ。本書の発売を記念したトークセッションが、来月13日に丸善丸の内本店で開かれる。
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しかし、机の上に置いておいた本書が誰かに持ち去られてしまった。いったい誰?