正月からなかなか疲れがとれないなとか思っていたら、風邪をひいていただけらしい。ちとダウン。
「ブラックスワン」で頑張り過ぎたのかも知れない。ハイエクの過激さにあてられたのかもしれない。私の読書の深さなどこんなものだ。本を読み続けることが仕事である学者になどならなくてよかった。
The Black Swan: The Impact of the Highly Improbable
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- 作者: エイモンバトラー,鹿島信吾,清水元
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思えばブログを始める少し前、どなたにすすめていただいたかハイペリオンシリーズを一気に読んだ。読んでいるうちに風邪をひいて一週間くらいうんうんうなってた。ああ、年をとったんだな、もう読むべき価値のある本もないし、読み抜く力もないなとつくづく思った。
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それから5年。ブログを通して教えていただいたり、自分でさがして読んで、本が本棚2つ分は増えた。その頂点がハイエクとタレブであろう。世界に対する認識も、変わった。仕事の仕方も少し変わった。
風邪でぐすぐすいいながら、こんな風に思いもかけない形で年を取って行くのだなと気付いた。