会合で昨晩宿泊させていただいた。正直、大型の温浴施設が乱立する昨今、昔ほど「常磐ハワイアンセンターはすごい！」と思わなかった。
が！
ポリネシアン・ショーに不覚にも感動してしまった。炭鉱節からフラに移っていくとき、なにか自分の中で熱くなるものがあった。フラガールの方々の美しさと優美さに打たれたのはもちろんだが、その日本人の手拍子と同期するリズムと腰の重心を落とした踊りぶりに山海塾の舞踏と似たしぐさを感じた。
そう、山海塾の「金柑少年」だったかを見たときもなにかせまってくるような熱いものを感じた。ベシャールの「ボレロ」を見た時も頭がまっしろになるくらい感動したが、あれはまだ知的な体験だった。昨日のフラを「体験」してたぎってきたものはなにかもっと自分の原初からのものであったように感じる。
珍しく携帯もデジカメも持っていなかったのが悔やまれる。
■参照
- Roots & History : ハワイアンズ
■追記
大変共鳴させていただいた。
そうであれば朝鮮半島南部と日本海海岸の中心は鉄加工技術の伝統を誇る現在の島根県にあった可能性が高くなる。その時期は巨大古墳以前ということになる。それは中国に朝貢する以前、つまり卑弥呼以前となる。そしてそのような文明のルーツは非中国、すなわち、南方海上にあると推論するのが普通の日本人の感覚である。
古代史「学」の新局面 - 思い出しておこう−イメージと言語と身体と歴史と
