と、誰も読まないここでぼそっと言ってもなにも起こらないのだけどね。
キャッシュフローはデフレだったから大事だったのだな、と今になると感じる。風向きがさくっとデフレからインフレに変わったのは、２年前くらいだったのだろうか、今から思うと。去年の今頃はすでに原材料とか、仕入の値段の高騰であたふたしてたものな。
今のインフレーション下ではお金は比較的容易に調達可能だ。デフレ時代のキャッシュフローの重要さと今とはくらべようがない。必要な利回り、必要な財務強度を持っていれば、資金調達の方法はいくらでもある。「陰と陽の経済学」を思い出す。
私は、ローンを組む人達の中で「勝ち組」と言われるグループの負担力はかなり大きいことを知っている。
陰と陽の経済学 [これは面白い] - HPO:機密日誌
結局、ファンドというものも返済を先送りにして信用を増やしているだけにすぎない。資金調達が容易になって、返済がほんのすこしでよいよということで、莫大なキャッシュが見た目生成されいてる。どうも５〜６％とかいう低い利回りのものまで話題になっているからおかしいとおもったら、「赤信号みんなでわたれば怖くない」式の全員無責任状態にあるのにすぎないのではないか。結局は信用創造しているだけなのだろうが。
