先日の諸岡長蔵翁の伝記を書かれた山本素石さんについて書かれた記事を見つけた。
さて、なぜ山本素石は釣りにのめり込んだのか。
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時代は、世の中がディスカバージャパンだなんだと言い出すよりずっと以前のことで、都会に出たがる人はいてもわざわざ田舎に出たがる人なんて多くはなかった。
ところがそこには、世の流行廃りを超えた、人生と分ちがたい永遠の孤独、その孤独を玩ぶ男のかなしさ、おかしさがあって、それがゆえに釣りにのめり込んだのだ。
なんかいいなぁ。
なんつうか、人って結構もうどうにもらならいこととか抱えて生きているんだなぁとか最近時々思う。なんでもできる、自分はどうとでもなる、とついこの間まで思っていたし、いやまだそう信じているかもしれない。
いま、開高健を読んだら、私も釣りに走るようになるのだろうか?
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