政治的な言動は今回控えようと想っていた。しかし、郵貯が外資にいくうんぬんという迷惑なトラックバックをもらってちと反発心がめらめら燃え出してしまった。
結論からいってしまえば、郵貯が外資に行こうが日本で暮らしているわれわれ一般人にはまったく関係ない。郵貯やかんぽに入っている人は、いつでも脱退できる権利をもつ。日本がベースであるかぎり、労働力は常に日本で発生する。デモクラシーと自由がまもられる限り、なにも怖くはない。そして、デモクラシーと自由が日本から奪われたら、資源もなにもないこの国に価値はない。外資がはげたたであろうと、盗人であろうとこの日本の価値を損なうことはしない。
香港にいったときに、外資が真剣に押し寄せてきても恐くないのだなと想った。香港は1997年以来中国の完全な領土となっている。そこで、一国2制度というのがはじまったわけだ。
http://www.roc-taiwan.or.jp/news/weeknews428.htm
まあ、多少(?)中国本土からの圧迫みたいのはあるみたいだけど、おおむね資本主義・自由主義社会が広がっている。香港の通りなどを歩いていると、本当に東京と変わらない感じがする。
現地の方からレポートをいただいてきたが、やはりそれを見ていても香港の主要産業は金融と流通であるようだ。現地の方によると近年は、中国本土への投資の足場として活用されているようだ。そう、それと貿易だね。