例年の通り、今年も新入社員研修を担当させてもらっている。教えることは学ぶことだと実感。
ここのところ、新入社員研修の一部を担当して話しをしている。自分で話してて結構発見がある。あたりまえのことだが、会社という関係性のたばをステークホルダーから見れば「社会的・法的側面」ということになる。同じ区複式簿記の目で見るのは、「会計・財務的側面」。そこに働く人々の目からみるのは「組織論的側面」ということになる。どの「側面」からでも「会社」のリアルタイムで完全な写像が存在する、いや、存在しなければならない。そして、この全ての側面で会社と社員の成長をもたらすのは会社の理念、社員行動基準の徹底であると。そんな話しをして、会社という複雑な関係性の束が自分の中で一貫した存在に育っていることを自覚した。どこをどうすれば、会社が動くのかが完全ではないが、自分の中で明確な形になった。そして、自分の向けたい方向に向け続けるのに、おしっこにいけないほど激しく働く必要はないこともいまならわかる。
「忙しい病」の癒やし - HPO機密日誌
テキストには、「未来をひらく人間力」をずっと使っている。この本の内容がまるまるつながっていることに今年は気づくことができた。
- 作者: モラロジー研究所
- 出版社/メーカー: モラロジー研究所
- 発売日: 2007/01
- メディア: 単行本
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自分の人格、徳性というものが表面的な力よりも大事であること。ここを深く自分で自覚し、実践していきたい。
ある同僚が言っていた。「思い切って行動をし続けるとよい習慣ができる。よい習慣は豊かな人生をつくる」と。この考え方、心が素晴らしいと私は想う。こういう同僚がいる職場で働けることは大変嬉しいことだ。心が行動につながり、行動が習慣をつくり、習慣こそが人の人格を高め徳性を改善し、豊かな人生につながるのだと、声を大きくして新入社員研修で伝えたい。