昨年発表された成田空港の新C滑走路案の意味がよく分かっていなかった。
http://www.mlit.go.jp/common/001047128.pdf
成田空港周辺の有志の方が作った会が最近盛んに配付されているパンフレットを見てようやくわかった。
この図の意味するところは、北風での運用でも、南風での運用でも、離陸着陸時に滑走路の突端まで行く/帰る無駄を省けるという意味だ。完全同時でなくとも、B滑走路と新C滑走路で短い距離をタクシー(地上走向)して十分な待機体制を取った上で、離陸着陸できることになる。実際には、ロータリー上にB滑走路の南、新C滑走路の北の部分で飛行機がまわることになるのだろう。
こちらの図は、これもレポートでは明言されていなかった圏央道との共存、あるいは周辺市町村との連絡、そして、新たなサテライト/ターミナルの立地の可能性を示している。
非常に夢が持てる話しになってきている。楽しみだ。
全く見当外れの第3滑走路の予想を出していた自分の不明を恥じる。