以前話題になった不具合による億ションの建替え現場の前を通った。一旦は、完成間近まで行った案件が、ほとんど解体されていた。なんとも、言えない気持ちになった。
三菱地所は、600カ所以上のスリーブに不具合が見つかり、建設工事を中断していた「ザ・パークハウス グラン 南青山高樹町」(東京都港区、以下パークハウス高樹町)を解体、建て替えることを決めた。2014年3月15日、16日に開かれた契約者への説明会で明らかにした。解体と建て替えの費用は、施工者である鹿島が全額負担する。
不具合「億ション」の建て替え決定、鹿島が全額負担 :日本経済新聞
現場の担当者のことを考えると言葉も出ない。建設業の責任の重さを改めて感じる。